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「そして」の英語はエッセイでどう書けばいい?表現まとめ

「そして」の英語表現はエッセイではどう使えばいいでしょうか?

英語のエッセイライティングには覚えておきたい定番フレーズがあります。先生に怒られないためにもエッセイでの英語表現を正しく使いたいですね。

そこで今回は「そして」の英語表現についてエッセイでの使い方をまとめました。ぜひ参考にしてください。 

「そして」の英語表現をエッセイで使う時の基本

英語エッセイは公式文書と同じ「堅い表現」が好まれる

英語エッセイは堅い英語表現を使うことが鉄則です。

ビジネスメールや会議と同じ程度のフォーマルなレベルが求められるのがエッセイライティングです。

ですので・・・英語エッセイでは固い表現をすることが基本です。

いつもandやsoに頼りきりではダメ。and や soは日常会話でよく使う言葉でありカジュアル感がすごく出ます。

エッセイのようなフォーマルなライティングが求められる場合にはそぐわないのです。

あなたの考えたエッセイがいかに素晴らしいものでもAndやSoばかり使っていると価値を貶めてしまいます。

では英語エッセイで「そして」と書きたいときはどうすればいいの?

解決方法は2つです。

  1. 「そして」という言葉をそもそも使わない。
    • 論理的に前の文章に続く文章ならば接続詞なしでも問題ないはず。
    • 明快な論理展開こそ英語論文の命。「そして」がなくても論理的に正解であれば接続詞は省略できる。
       
  2. 「そして」の代わりになる別の英語表現を使う​。
    • 「そして」以外に英語論文かつ文頭で使える英語表現はある。
    • 文脈に合わせて別の英語表現を使えばいい。

以下では「2」の解決方法となる「そして」の代わりになる英語表現を多数ご紹介します。

英語エッセイでは「そして」は堅い表現に書き換えること!

接続詞は英語エッセイでとてもとても重要な言葉です。

なぜなら接続詞はエッセイで論理的に話を構成する重要な品詞だからです。

特に「そして」という表現は文頭にも文中にもよく使われます。

「そして」だけでも「堅い英語表現」に書き換えればエッセイは見違えるということです。

少なくともエッセイの本来の価値をおとしめる(棄損する)ことはないでしょう。

エッセイで使う「そして」の英語表現例

基本的にAndはなるべく使わないのがエッセイの基本です。

特に冒頭でAndを使うと先生からチェックを受けることが多いので注意。

エッセイの段落冒頭で「そして」と書く場合

  • エッセイで提示したいアイデアの順番や数を明確にする場合
    • 1番目に:First,
    • まず最初に:First of all,
    • 2番目に:Second,
    • 3番目に:Third,
  • 長めのエッセイでアイデアの数を明記しない場合
    • 次に:Next,
    • 最後に:Last,
  • エッセイ本文の最後の段落冒頭で最後だと伝える場合
    • 最終的に:Finally,
  • エッセイの最終段落で結論を書く場合
    • 結論として:In conclusion,
    • 全体的にみて:All in all,
    • 結局は:Altogether,
    • 結論として:In conclusion,
    • 結局のところ:On balance,
    • 概して:On average,
    • 全体としては:On the whole,
    • ある程度は:To some extent,
    • 要約すれば:To sum up,​
  • エッセイの最終段落でまとめを書く場合
    • 要するに:To sum up,

エッセイ中で「そして」の後の段落で理由を述べる場合

  • したがって:Therefore,
  • それゆえに:Hence,
  • すなわち:Thus,
  • 結果的に:Accordingly,
  • 結果として:As a result,
  • そのために:Because of this,
  • 結果として:Consequently,
  • その理由で:For this reason,

エッセイで話題展開時に「そして」と書く場合

  • エッセイ内で重要な事実や証拠を示す場合:
    • 事実:In fact, 
  • エッセイ中で前の段落で述べた同じことを別の情報で示す場合:
    • 同様に:In the same way,
  • エッセイ中で前述内容にアイデアを付け加える場合:
    • 加えて:In addition,
    • そのうえ:Moreover,
    • さらに:Furthermore,
    • それにまた:Also,

エッセイで「そして」の後に続く英文が一般的な内容の場合

  • 一般に:As a rule,
  • 基本的に:Basically, 
  • 大まかに言えば:Broadly speaking,
  • 全体的にみて:By and large,
  • 原則的に:Essentially,
  • 一般的に:Generally,
  • 一般的に:In general,

「そして」の英語クイズ

穴埋め問題にチャレンジ!

  • 「そしてそれから彼女に言わせよう」を英語にすると?
    _____ I have her say.
  • 「そして私はそれを言う必要があった」を英語にすると?
    Then I _____ to say it.
  • 「そして私の母親が入って来た」を英語にすると?
    And my mother came _____.
  • 「そしてあれはどうなるのだ?」を英語にすると?
    And what _____ that be?
  • 「そして彼はとても年を取った」を英語にすると?
    And she was so _____ old.
  • 「そして今私は賞賛されている」を英語にすると?
    And now I've been _____

答えはこちら

「そしてそれから彼女に言わせよう」を英語にすると:
Then I have her say.

「そして私はそれを言う必要があった」を英語にすると:
Then I had to say it.

「そして私の母親が入って来た」を英語にすると:
And my mother came in.

「そしてあれはどうなるのだ?」を英語にすると:
And what would that be?

「そして彼はとても年を取った」を英語にすると:
And she was so very old.

「そして今私は賞賛されている」を英語にすると:
And now I've been blessed.

「考えてそして話してくれ」を英語にすると:
First think, and then speak. 


まとめ

本記事ではエッセイを書く際に「そして」の英語表現をどう書けばいいかをまとめました。

さらに詳しい内容はこちらをご覧ください。

Andばかり使っているとエッセイは稚拙な印象になってしまいます。

また冒頭にAndは使わないのが英語エッセイやビジネス英語文書などのマナーとなっています。

「そして」の英語表現を文脈からAnd以外のものに替えてエッセイライティングをしていきましょう。

たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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