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秋の英語表現はイギリスとアメリカで違う?動画と例文で解説

秋の英語表現はイギリスとアメリカで違うことをご存じですか?

覚えておきたいポイントは下記です。

  1. イギリスでは秋の英語表現は autumn
  2. アメリカではカジュアルに言うと fall
  3. アメリカではフォーマルに言うと autumn

(秋の英語表現について詳しくはこちら

今回は例文と動画でわかりやすく解説しました。ぜひ参考にしてください。

秋の英語表現はイギリス、アメリカで違う

イギリスでは autumn 一択、アメリカは fall + autumn

わかりやすく表にまとめました。

秋の英語表現は現在は fall と autumn の2つです。

ただしアメリカとイギリスでは使い方が異なります。

ポイントは下記になります。

  1. fall はアメリカ英語でカジュアルな時に使われる
  2. autumn はアメリカ英語でフォーマルな時に使われる
  3. autumn はイギリス英語では全般的に使われる

autumn の概要

秋はアメリカ英語、イギリス英語で autumn といいます。

  • 発音と読み方:ータム、ーラム
  • 夏から冬までの1年の季節。秋。
  • 赤道の北で9月から11月まで、赤道の南で3月から5月まで続く季節。
  • 果物や作物が食べられるようになり、摘み取られ、葉が落ちる時期。
  • 人生の初老期。

参照:Cambridge Dictionary

音声はこちら:

fall の概要

秋はアメリカ英語で fall といいます。

  • 発音と読み方:フォール
  • 1年のうち夏から冬までの季節。
  • 赤道より北では9月から12月まで、赤道の南では3月から6月まで続く季節。
  • 果物や作物の成長が終わり、葉が木から落ちる季節。
  • 夏の後と冬の前の季節。
  • 果物と作物が食べる準備ができる季節。

参照:Cambridge Dictionary

音声はこちら:

秋の英語がイギリスとアメリカで違う理由

イギリス英語で秋が autumn となった由来

のイギリス英語が autumn となった由来をまとめました(参照:Wikipedia研究社)。

参考にしてください。

<古英語の時代>

  • イギリスでは秋は hærfest(現代用語で harvest )と呼ばれていた。
  • harvest は収穫という意味。秋は収穫の時期だったから。

<16~18世紀>

  • イギリスでは harvest は秋の意味で使わず、刈り取り作業を指す言葉になった。
  • その理由は土地での仕事から町に住む人が増え、収穫=秋を表すものではなくなったため。
  • 代わりに fall や autumn が秋という意味で使われるようになった。
  • fall は「落葉」(fall of the leaf) や「1年の落日」(fall of the year) から。
  • autumn はフランス語からの借用語。
  • autumn はラテン語の autumnus や古語の auctumnus に由来し、年の経過」という意味を指す
  • 当時イギリスでは autumn という単語にスタイリッシュなイメージがあった(参照:British Eigo)。

<その後>

  • イギリス英語では autumn のほうが fall より人気を得るようになった。
  • autumn = 秋という、事実上唯一の標準語となった。

アメリカ英語で秋が fall と autumn になった由来

のアメリカ英語が fall と autumn となった由来をまとめました(参照:Wikipedia研究社)。

参考にしてください。

<17世紀ごろ>

  • イギリス英語では秋は fall と autumn が共存していた。
  • イギリスが北アメリカに進出。植民地としてジェームズタウンを建設した。
  • このときにアメリカに英語が一緒に持ち込まれた。
  • よってアメリカ英語で秋は fall と autumn が共存した状態だった。

<その後>

  • アメリカでは fall が秋という意味で広く一般的に使われるようになった。
  • 一方で autumn も生き残った。主に書籍やフォーマルな際に使われるようになった。

秋のイギリス英語、アメリカ英語の動画

晩秋の野菜畑の収穫

こちらの動画では「晩秋の野菜畑の収穫」について英語で解説されています。字幕表示するとわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。

簡単でかわいい秋のおやつの作り方

こちらの動画では「簡単でかわいい秋のおやつの作り方」について英語で解説されています。ネイティブの発音で参考になります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

秋のスコットランドの高地を探索する

こちらの動画では「秋のスコットランドの高地を探索する」について英語で解説されています。ネイティブの発音で参考になります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

秋のイギリス英語、アメリカ英語の例文集

関連する英語例文をまとめました。ご参考にどうぞ。

 

「秋になると多くの木が葉を失います」

In the fall many trees lose their leaves.

」は leaves と英語で表現できます。

leaf の複数形が leaves です。

 

「1976年の秋に、彼は技術者向けの最初のクラスを卒業しました」

In autumn 1976, he graduated its first class of engineers.

技術者」は engineers と英語で表現できます。

graduate は卒業する、進むという意味。

 

「秋になると、果物は天然物質でいっぱいになります」

In the fall, the fruits are full of natural substances.

果物」は fruits と英語で表現できます。

substance は物質、中身、資産という意味。

 

「特に秋に最大の被害が発生します」

The greatest damage occurs especially in autumn.

被害」は damage と英語で表現できます。

ダーメッジと発音します。

 

「秋は穏やかな気温と雨の不足から始まります」

The fall will begin with mild temperatures and lack of rain.

気温」は temperature と英語で表現できます。

テンパレチャーと発音します。

「秋の季節が好きな理由はたくさんあります」

There are many reasons I like the season of autumn.

「季節」は season と英語で表現できます。

There are A で「Aがある」という構文。

 

「この素晴らしいアパートは2020年秋に完成します」

This fantastic apartment will be completed in fall 2020.

「アパート」は apartment と英語で表現できます。

 

「オールシーズン、春と秋に特に適しています」

For all season, specially suitable for spring and autumn.

「春」は と spring 英語で表現できます。

 

「それらは春から秋まで剪定することができます」

They can be pruned from spring to fall.

「剪定する」は prune と英語で表現できます。

from A to B で「AからBまで」という構文。

 

「特に秋になると、葉は紫色を帯びます」

The leaves are tinged with purple, especially in autumn.

「紫色」は purple と英語で表現できます。

tinged の原形 tinge は「薄く帯びる、色付けさせる」という意味。

まとめ

英語表現まとめ

秋の英語表現がイギリスとアメリカで違う理由をまとめました。

覚えておきたいポイントは「3つ」です。

  1. fall はアメリカ英語でカジュアル時に使われる
  2. autumn はアメリカ英語でフォーマル時に使われる
  3. autumn はイギリス英語では全般的に使われる。

たくさんの英語表現をご紹介しましたがすべてを覚える必要はありません。

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この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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