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英語塾 六単塾
日本人にはおなじみのお菓子「きのこの山」「たけのこの里」。
これらを英語でどういうか知ってますか?実はちゃんと正式な名称があるのです。
そこできのこの山とたけのこの里の英語表現の由来や歴史をまとめました。ぜひ参考にしてください。
「きのこの山」は英語でCHOCOROOMSといいます。
発音は「チョコルームズ」です。日本名と全然違いますが明治(Meiji USA)の正規の商品名です。
なぜこんな名前になったのか?「きのこの山」はきのこ型のチョコレートですよね。英語にすると・・・
そこでCHOCOLATE(チョコ) + MUSHROOMS(きのこ)という合成語でCHOCOROOMSという名前になったようです。
きのこの山はアメリカのアマゾンで2020年3月現在ではちゃんと販売されています!
Amazon USA:CHOCOROOMS
「きのこの山」を英語に直訳してないのに違和感を感じてしまいますね。
でも直訳するとmushroom shaped chocolate snacksという感じになります。
ちょっと長いですしお菓子名には不適切そうですね。CHOCOROOMSのほうがしっくりきます。
明治製菓の有名なお菓子にアポロチョコレートがあります。ご存知ですよね。
実はアプロチョコレートが当時あまり売れなかったので「きのこの里」の企画が始まったとのことです。
確かにアプロチョコの棒部分をなくすと「きのこの里」の形になります(笑)。
1975年に工場設備を有効に活用しようと大阪工場の担当者がもってきた試作品が「きのこの山」。アポロチョコレートから「きのこの山」が生まれたのです。ちなみに「たけのこの里」は「きのこの山」の5年後に生まれました。
「きのこの山」という商品名は郷愁や自然、人間のやさしさといったイメージを表現する親しみやすいネーミングにしたようです。
そういう意味では英語の商品名を「mushroom shaped chocolate snacks」という長ったらしい名前ではなく「CHOCOROOMS」のほうが親しみやすいと思います。社内の命名者は英断を下したと思います。
ヒストリー:きのこの山・たけのこの里
たけのこの里の英語名はCHOCOCONESです。発音は「チョココーンズ」です。
なぜこの名前になったのか?
「たけのこの里」は円錐の形をしたチョコレート菓子ですよね。
そこでCHOCOLATE+CONEで CHOCOCONESになったようです。
「たけのこの里」を英語に直訳するとbamboo shoot shaped chocolate snacksという感じになります。長ったらしい名前だからやっぱりCHOCOCONESのほうがいいですね。
たけのこの英語表現については下記記事でもまとめています。
「たけのこ」を英語で何という?覚えておきたい表現2選
このたけのこの里の英語名なのですがスペルをCORNと間違えないようにしましょう。
CORNではなくCONEです。CONEとCORNは違いますので。
下記にまとめておきます。
「たけのこの里」の海外版は写真にあるようにパッケージが違いますね。「きのこの山」もそうですが。
明治からの返答としては以下の通り。
とのことです。(参考:EXCITE:アメリカの「たけのこの里」がエレガントな件)
ちなみに日本で製造したものをアメリカに輸出しているのでパッケージは違っても中身は「たけのこの里』『きのこの山」とのことですよ。
こちらの動画では「CHOCOROOMS」を3人のごつい外国人が試食しています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「きのこの山とたけのこの里」を外国人に食べ比べしてもらった内容を解説されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「コンビニのチョコレートトップ10」を紹介した動画です。コンビニでよく見るチョコレートが紹介されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
きのこの山とたけのこの里の違いを簡潔にまとめると下記になります。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。