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「そして」の英語は書き言葉ではどうなるのでしょうか?
英語には話し言葉では使えても書き言葉にすると使えない表現があります。たとえば「そして」のような接続詞はその代表例です。
そこで今回は「そして」の英語表現を書き言葉にする場合のルールをまとめました。ぜひ参考にしてください。
「そして」の意味になりえる英語表現はAndを含めてたくさんあります。それに書き言葉の場合はThereforeなどの堅い英語表現も「そして」の意味になります。
下記では「そして」のそれぞれの英語表現について1つ1つ書き言葉ではどうなるのかを解説します。
「そして」の代表的な英語表現はAndですね。
Andは書き言葉にする場合は文頭に使ってはいけないと考えられています。
英会話では可能なのですが。書き言葉ではダメなのです。話し言葉と書き言葉の違いとして覚えておくしかないですね。
では書き言葉の場合どうすればいいかというとAndで切らずに2文を1文に書き換えると正解です。下記に例を示します。
上記にあるように2文を1文に書き換えるときは下記がポイントです。
Soは「そして」「だから」という意味になる英語表現です。
Soは日常会話などの話し言葉でよく使われます。SoもAndと同じで書き言葉では文頭に使わないのがマナーと言われています。
そうしないとBad Form(無作法)となるのです。
もし文頭でこれらの語を用いると「文法的に間違っている」「稚拙な表現である」と指摘されるかもしれません。
ですので必要でなければできればSoは文頭に使わずにしたいですね。方法は2つあります。
ThereforeはSoの類義語。同じ意味を持ちます。ただしthereforeは文頭にも使うことが可能です。
ただしthereforeは後述しますが堅い文章になります。
日本語に訳すと「したがって」「すなわち」という意味になりますので友達とのメール交換などではあまりそぐわないですね。
書き言葉であってもカジュアルな間柄の場合はthereforeではなくSoを文中で使う(2文ではなく1文にする)ようにしましょう。
thenは「そして」「それから」という意味の英語表現です。
thenは先述のAndやSoと違って書き言葉でも文頭に使うことが可能です。たとえば・・・
という風に「話し言葉」でも「書き言葉」でも文頭で使えます。
ただし注意点があります。2番目のOKの例文にあるようにthenを文中で使うときはコンマ(,)がthenの前に必要になります。ですので使う時は注意してください。
alsoは「そして」「また」という意味の英語表現です。
alsoは先述のthenのように書き言葉でも文頭に使うことが可能です。
文中の書き言葉でalsoを使う場合はandとセットで使うことが多いようです。
先ほどまでの英語表現は友達とのメールでのやりとりでも使える「そして」の英語の書き言葉です。
ここからはビジネス文章やプレゼンなどのフォーマル文書などの場合の英語表現を紹介します。
堅い文章の場合は下記の英語表現を「そして」の代わりに書き言葉としてお使いください。
答えはこちら
「そしてそれから彼女に言わせよう」を英語にすると:
Then I have her say.
「そして私はそれを言う必要があった」を英語にすると:
Then I had to say it.
「そして私の母親が入って来た」を英語にすると:
And my mother came in.
「そしてあれはどうなるのだ?」を英語にすると:
And what would that be?
「そして彼はとても年を取った」を英語にすると:
And she was so very old.
「そして今私は賞賛されている」を英語にすると:
And now I've been blessed.
「考えてそして話してくれ」を英語にすると:
First think, and then speak.
本記事では「そして」の英語表現を書き言葉でどう表現すればいいかをまとめました。
「そして」の意味としてAndばかり使っていると稚拙な印象になってしまいます。
本記事の内容に従って書き言葉として問題ない書き方をしていきましょう。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。