英語を楽しもう。ラクしよう。
「障害者」(障がい者)を英語であなたは言えますか?ちょっと考えてしまいますよね。
覚えておきたい表現は5つあります。
これらの表現は英文によって使い方が変わります。そこで例文と動画でわかりやすく解説しました。参考にしてください。
「障害者」は英語で person with disabilities といいます。
参照:Cambridge Dictionary
person with disabilities という英語表現は、障害者(障がい者)の意味として最適です。
person(人)が先にきますよね。
「障害」そのものよりも「人」に焦点を合わせた丁寧な英語表現です。
「障害者は、医学的評価のために住宅に応募できます」
A person with disabilities can apply for housing for medical assessment. と英語で表現できます。
「彼は、遭遇したすべての障害者の防衛に走りましたか?」
Did he leap to the defence of every person with disabilities whom he encountered? と英語で表現できます。
「障害者」は英語で person といいます。
参照:Cambridge Dictionary
この disable person は、「障害者」を指す言葉としてこれまでよく使われてきました。
しかし現代では、前述の person with disabilities が使われるようになってきました。
その理由は、disabled(障害)という言葉が最初にくるからです。
英語圏では、障害者は体が不自由なだけで私たちはみな平等である考え方が浸透してきました。
ちなみに disable person を複数形にする場合は、disabled people となります。
「すべての機器を障害者に提供するには1000ドルの費用がかかる可能性があります」
It can cost $1000 to kit out a person with all the equipment. と英語で表現できます。
「各ヘルパーは、1人の障害者とのみ従事します」
Each helper only works with one disabled person.
「障害者」は英語で handicapped person といいます。
参照:Cambridge Dictionary
handicapped person は昔によく使われた英語表現です。
しかし現在は多くの人にとって不快な英語であると見なされています。
前述の person with disabilities が推奨されています。
言葉の変遷としては
という順番で使われる英語表現は変わっています。
handicapped person は the handicappedと略されることがあります。
複数形だと handicapped people となります。
「多分彼は障害者でした」
Maybe he was a handicapped person. と英語で表現できます。
「障害者に仕事があったと言わないのですか?」
Don't tell me that a handicapped person had a job? と英語で表現できます。
「障害者」は英語で impaired person といいます。
参照:Cambridge Dictionary
impaired person は「障害者」という意味で使われることは少ないです。
少なくとも前述の表現に比べて少ないです。
たとえば「視覚障碍者」なら visually impaired person と英語で表現できます。
「社会福祉部門は、障害者の生活を楽にすることができます」
Social services departments can make life easier for the impaired person. と英語で表現できます。
「その障害者の素晴らしいパフォーマンスは、聴衆の長い拍手を受けています」
The impaired person's splendid performance has received audience's prolonged applause. と英語で表現できます。
「障害者」は英語で challenged person といいます。
参照:Cambridge Dictionary
challenged person は the challenged と略することができます。
複数形はchallenged peopleです。
challnged person には「障害に挑戦する人々」というポジティブな意味があります。
最近はこの英語表現が流行りつつあるようです。
「彼女はもはや群衆を苛立たせる障害者ではなかった」
She was no longer the challenged person irritating a crowd of people. と英語で表現できます。
「障害者に対する家庭内暴力は禁止されるでしょう」
It shall be prohibited to commit domestic violence against the challenged person. と英語で表現できます。
こちらの動画では「障害を持つ人々への接し方」について英語で紹介されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「知的障害者に敬意をもって接すること」について英語で解説されています。英語字幕もあってためになります。ぜひご覧ください。
障害者のスラングに crippled という英語表現がありますがこれは使ってはいけません。
crippledは「不自由」という意味です。差別表現にあるので使わないほうがいいでしょう。
障害者という意味で使わなければ良いようですが英会話に慣れていない方は使わないのが賢明です。
障害者施設は facility for the handicapped と英語で表現できます。
「障がい者用トイレ」は Accessible Restroom と英語で表現できます。
accessible bathroomという表現もよく使われます。
障害者雇用は employment of the handicapped と英語で表現できます。
障害者(障がい者)向けの雇用や求人は現在さかんになってきています。
日本では英文翻訳のお仕事が多いようです。
たとえば「商品に関する問い合わせメールの翻訳」などです。
英語圏ではもっと障害者向けの雇用・求人は広がりをみせています。
challenged person は新しい英語表現です。
「障害者」という意味よりももっと前向きな意思を感じますね。
「神様から与えられた困難・課題に挑戦すること」という意味合いがあります。
障害者支援は Supports for Persons with Disabilities と英語で表現できます。
障害者支援の基本的な考え方:
「障害者である人もそうでない人も関係なく」自分の力を最大限発揮できるような環境作りにあります。
たとえば機会均等を目指した支援を行なうといったものです。
「障害者手帳」とは、日本特有の言葉です。
そのため英語で説明すると様々な言い方があります。
障害者の丁寧な英語表現は person with disabilities です。
「person(人)」が先に来るので、障害ではなく人を大切にした丁寧な表現になります。
聴覚障害は hearing impairments と英語で表現できます。
関連表現をいくつかご紹介します。
special needsは「特別な支援」という意味です。
これは「障害」という意味で使うこともよくある英語表現です。
関連する英語例文をまとめました。ご参考にどうぞ。
「必要なら障害者の方にどうか席をお譲りください」
Please give your seat to an person if they require it.
「席」は seat と英語で表現できます。
発音はシィートす。
「障害者は、車の運転に保険を1人以上にかけることができます」
An impaired person can have more than one person insured to drive the vehicle.
「車」は vehicle と英語で表現できます。
insure to A で「Aに保険をかける」という構文。
発音はヴィエコウです。
「彼女はもはや彼女自身に苛立つ障害者ではなかった」
She was no longer the handicapped person irritating herself.
「もはや~ではない」は no longer と英語で表現できます。
発音はノウロンガァです
「この種の長く存在する困難な状況は、障害者自身に害を及ぼすでしょう」
This kind of long-existing difficult situation will do harm to the challenged person themselves.
「状況」は situation と英語で表現できます。
発音はシチュエイションです。
「チームには、家族や友人の主要メンバーに加えて、障害者を含める必要があります」
The team must include the handicapped person, besides key members of the family and friends.
「チーム」は team と英語で表現できます
発音はティームです。
「特別装備の車は、障害者をより移動しやすくします」
A specially equipped car makes an impaired person more mobile.
「装備の」は equipped と英語で表現できます。
「あなたが苦労せずに行うことは、障害者にとって大きな困難かもしれません」
Something you do effortlessly might pose a great difficulty for a challenged person.
「困難」は difficulty と英語で表現できます。
発音はディフィコウティです。
pose は困らせる、まごつかせるという意味。
「障害者にとって、お金は手に入れるのがはるかに困難です」
For a person with disabilities, money is much more difficult to come by.
「手に入れる」は come by と英語で表現できます。
発音はカムバイです。
「勝者は障害者の方でした」
The winner was a person with disabilities.
「勝者」は winner と英語で表現できます。
発音はウィナァです。
「障害者は最初に仕事を確保すねばなりません」
The person has to secure the job first.
「仕事」は job と英語で表現できます。
発音はジョォッブです。
「障害者」の英語表現をまとめると「5つ」です。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。
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