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~としてを英語で何という?覚えておきたい表現2選

「~として」を英語であなたは言えますか?ちょっと考えてしまいますよね。

覚えておきたい表現は2つあります。

  1. as
  2. by way of

これらの表現は英文によって使い方が変わります。そこで例文と動画でわかりやすく解説しました。ぜひ参考にしてください。

~としての英語表現1

as

「~として」は英語で as といいます。

  • 発音と読み方:
  • 誰かの目的や何かの品質を説明するために使用される言葉。
  • 何かの程度を比較するために使用される言葉。
  • なぜなら。理由。
  • その期間。
  • 同じ程度に。同じぐらいに。
  • 同じやり方で。
  • しかしながら。一方で。

参照:Cambridge Dictionary

解説

as には上記のように多くの意味があります。

そのため as は 文意をみて意味を判断する必要があります。

例文

「彼はリーダーとして尊敬されています」

He is respected as a leader. と英語で表現できます。

 

「雇用データは事実確認として役立ったとアナリストは語った」

The jobs data served as a reality check, analysts said. と英語で表現できます。

~としての英語表現2

by way of

「~として」は英語で by way of といいます。

  • 発音と読み方:バイウェイオブ
  • ~の種類、タイプとして。
  • type: 同様の特性を共有し、小さな区分を形成する特定の人々または物のグループ。
  • way: 道筋、方向、特定の選択、意見、距離。

参照:Cambridge Dictionary

例文

by way of は「~の手段として」という意味になります。

この英語表現は他にも~経由で、~のつもりで、~のためにという意味があります。

どの意味になるかは文意から判断する必要があります。

例文

「彼女は言い訳として私にいくつかの花を送った」

She sent me some flowers by way of an apology. 

 

「説明としていくつか言葉を伝えた方がよいでしょう」

You had better say a few words by way of explanation.

~としての英語動画

asの使い方

こちらの動画では「asの使い方」を英語で解説されています。ネイティブの発音でためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

way の使い方10選

こちらの動画では「way の使い方10選」を英語で解説されています。字幕表示するとよりわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。

This Is The Way

こちらの動画では「This Is The Way」という英語の歌が解説されています。子ども向けの英語ですが聞き取りは難関です。リスニング上達のためにもぜひご覧ください。

~としての英語コラム

「結果として」は英語で何という?

as a result といいます。

ただし論文など堅い文章では consequently や in consequence という英語表現がいいですね。

 

「前提として」は英語で何という?

assuming といいます。

on the premise that という英語表現も同じです。

as や by way of は使わないですね。

 

「原則として」は英語で何という?

as a general rule といいます。

非常に固いフォーマルな英語表現ですので契約書などでも使えますよ。

ただ日常会話で使うような軽い会話の場合は in principle を使えばOK。

「第二言語として」は英語で何という?

as a second languageといいます。

 

「ベッキーは第二言語として英語を教えています」

Becky teaches English as a second language. と英語で表現できます。

 

「結論として」は英語で何という?

 in conclusionといいます。

as や by way of は使いません。

in conclusion は堅い表現なのでプレゼンや論文でも使えます。

会話で使うなら In closing という言い方がいいですね。

 

ちなみに「まとめとして」の英語表現も in conclusion でOK。

 

「ひょっとして」は英語で何という?

by any chanceといいます。

日本語で「ひょっとして」と言うときは会話の文頭に言いますよね。

しかし英語だと by any chance は会話の「文末」に来ることが多いので注意です。

文頭に来ることはまれです。

 

「ひょっとしてミセス・リーですか?」

Are you Mrs Lee, by any chance? と英語で表現できます。

「依然として」は英語で何という?

still といいます。

stillは「まだ」という意味ですので「依然として」という意味でOK。

なお日本語で「依然として」というときは平常文が基本ですね。

疑問文や命令文では「依然として」はあんまり言わない。

ですので英語で「依然として」という場合も平常文にしておくのが適切です。

 

「山頂には依然として雪が残っています」

There is still snow on the mountain tops. と英語で表現できます。

 

​「一環として」は英語で何という?

as part ofといいます。

 

「私は仕事の一環としてリスクを受け入れました」

I accepted the risks as part of the job. と英語で表現できます。

 

​「参考として」は英語で何という?

as referenceといいます。

as a reference という言い方も正解ですが、この場合は後に何か名詞が続くことが多いです。

たとえば as a reference book (参考図書として)という風に。

「参考として」と英語で言うなら as reference が適切。

 

「あなたのコメントは、観光名所の品質評価の参考として使用されます」

Your comments will be used as reference for the tourism attraction's quality rating. と英語で表現できます。

「例として」は英語で何という?

as an exampleといいます。

例が複数個あることが確定しているなら as examples でもOK。

 

それから by way of example という言い方もOKです。

ただしこのとき an はつかないので注意。

またexamples と複数形にもなりません。

 

「この映画は良い映画の例として取り上げられた」

The film was held up as an example of good cinema. と英語で表現できます。

 

「対策として」は英語で何という?

as a countermeasure といいます。

 

「対策として、パスワード変更の際はユーザーに古いパスワードの入力を求めてください」

As a countermeasure, require the user to enter the old password when changing it. と英語で表現できます。

 

「人として」は英語で何という?

as a personといいます。

ちなみに「日本人として」は as a Japanese person といいます。

 

「彼は人としてどんな感じですか?」

What is he like as a person? と英語で表現できます。

「代表として」は英語で何という?

as a representativeといいます。

 

「ユリは同世代の若者の代表と見なされています」

Yuri is regarded as a representative of the youth of her generation. と英語で表現できます。

 

「~をはじめとして」は英語で何という?

including といいます。

includingを文中で使う場合は最初にカンマ(,)を使うと明確にわかりやすいです。

 

「パイロットをはじめとして、飛行機に乗っていた人はみな生存した」

All on the plane were survived, including the pilot. と英語で表現できます。

 

「時として」は英語で何という?

sometimes  といいます。

sometimes=「時々」⇒「時として」という意味です。

「方針として」は英語で何という?

as a policyといいます。

 

「方針として私たちはその使命を守り、サービスを優先します」

As a policy, we will stick to that mandate and prioritise our service. と英語で表現できます。

「代理として」は英語で何という?

as a substitute といいます。

似たフレーズで on behalf of は「代表として」です。

意味がちょっと違いますね。

「代理」はあくまで代わり。

代表トップではないわけです。

なので「代理として」の英語訳は as a substitute が最適かなと思ってます。

もちろん「代わりとして」でも as a substitute となります。

 

「代理として、彼は日本のために貴重なゴールを3つも決めました」

As a substitute, he scored three crucial goals for Japan. と英語で表現できます。

 

「記念品として」は英語で何という?

as a memonto といいます。

ほかのサイトでは「記念品として」の訳をよく as a souvenir と書いているところもあるんですが。

souvenirは「おみやげ」のニュアンスが強いのでちょっと記念品ではないかなと。

「記念品」という意味なら memonto がぴったりだと思います。

 

「これが記念品としての時計です」

Here is a watch as a memento. と英語で表現できます。

「ちゃんとして」は英語で何という?

behave yourself といいます。

「ちゃんとして」というケースは子どもに教育するときですよね。

そういうときは Behave yourself という決まり文句でOKです。

 

「教訓として」は英語で何という?

as a lesson といいます。

 

「火事の体験は街全体への教訓として活かされるでしょう」

The experience with the fire will serve as a lesson to the entire city. と英語で表現できます。

 

「通訳として」は英語で何という?

as an interpreter といいます。

as interpreter という略した言い方もありますが as an interpreter のほうが確実。

 

「彼はブリュッセルでは通訳として働いている」

He works as an interpreter in Brussels. と英語で表現できます。

「お詫びとして」は英語で何という?

make up for といいます。

ちなみに「お詫び」の表現で apology があります。

「お詫びとして」という意味では apology を使うより make up for のほうが一般的です。

 

「ビジネスとして」は英語で何という?

as a business といいます。

 

「ビジネスとしての私たちの未来は、民営化で完全に役割を果たせるかにかかっている」

Our future as a business depends on us playing a full role in privatisation. と英語で表現できます。

 

「保険として」は英語で何という?

just in case といいます。

「万が一の保険」という言い方のときにぴったりなフレーズです。

 

「保険として傘を持っていきます」

Take an umbrella just in case. と英語で表現できます。

「社会人として」は英語で何という?

as a member of the society といいます。

「社会人」は詳しく書くと member of the humane society ともいえます。

 

「私たちは彼を社会人して登録しました」

We enrolled him as a member of the society. と英語で表現できます。

 

「ボランティアとして」は英語で何という?

as a volunteer といいます。

 

「彼女は地元の学校で手伝っている、ボランティアとして週2回」

She helps in a local school as a volunteer two days a week. と英語で表現できます。

 

「一員として」は英語で何という?

as a member といいます。

先ほど「社会人として」の英語表現を as a member of the society とご紹介しましたね。

ほとんど同じです。

「契機として」は英語で何という?

as an opportunity といいます。

 

「デモは、より多くの支持者を引き付ける機会としてよく使用されます」

The demonstration is often used as an opportunity to draw more supporters in. と英語で表現できます。

 

「チームとして」は英語で何という?

as a team といいます。

 

「チームとして一緒に働こう」

Let's work together as a team. と英語で表現できます。

「記念として」は英語で何という?

as a memorial といいます。

 

「我々はそれを記念として残しました」

We have left it as a memorial. と英語で表現できます。

「選択肢の一つとして」は英語で何という?

as one of the options といいます。

options は選択肢、選択権、追加できるものという意味。

 

「先生として」は英語で何という?

as a teacher といいます。

 

「彼は教師としての仕事をしている」

He has a job as a teacher. と英語で表現できます。

 

「感謝の気持ちとして」は英語で何という?

as a token of our gratitude といいます。

ちなみに「クリスマスプレゼント」は  Christmas gift といいます。

 

「感謝の気持ちとしてこの贈り物を受け取ってください」

Please accept this gift as a token of our gratitude. と英語で表現できます。

~としての英語例文集

関連する英語例文をまとめました。ご参考にどうぞ。

 

「このようなフィードバックは事実確認として貴重になりえます」

Such feedback can be valuable as a reality check. 

「フィードバック」は feedback と英語で表現できます。

valuable は価値がある、高価な、貴重な、大切なという意味。

ヴァールボゥと発音します。

 

「私は受け入れるしかなかった、彼女の言葉を真実として」

I had no choice but to accept her words as the truth. 

「真実」は truth と英語で表現できます。

no choice but to A で「Aするしかない」という構文。

 

「もしあなたがそれを十分に何度も繰り返せば、大衆はそれを真実としてみなすでしょう」

If you repeat it often enough,  the masses will regard it as the truth. 

「大衆」は masses と英語で表現できます。

regard A as B で「AをBとしてみなす」という構文。

 

「私は彼女を招待しました、礼儀として」

I invited her as a matter of courtesy.

「礼儀」は courtesy と英語で表現できます。

カーテシィと発音します。

「リーダーとして、彼女は恐れられさえした」

As a leader, she was even feared. 

「リーダー」は leader と英語で表現できます。

fear は恐れる、ためらう、怖がるという意味。

 

「彼女は、信号が赤に変わるのを見ていなかったと謝罪として言った」

She said that she hadn't seen the traffic light change to red by way of apology. 

「信号」は traffic light と英語で表現できます。

 

「私は言いたいことがあります、前置きとして」

I want to to say something by way of introduction. 

「前置き」は introduction と英語で表現できます。

 

「前置きとして、私に話の背景を説明させてください」

By way of introduction, let me explain the background to the story. 

「拝啓」は background と英語で表現できます。

 

「私は現金で総額を受け取った、補償として」

I received a cash sum by way of compensation. 

「補償」は compensation と英語で表現できます。

sum は合計、金額、総額という意味。

 

「定例会議の開催が支持された、妥協案として」

The holding of regular meetings was supported as a compromise notion.

「開催」は holding と英語で表現できます。

まとめ

英語表現まとめ

「~として」の英語表現をまとめると「2つ」です。

  1. as
  2. by way of

たくさんの英語表現をご紹介しましたがすべてを覚える必要はありません。

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この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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