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英語塾 六単塾
「など」を英語論文ではどう書けばいいでしょうか?
英語論文はフォーマルな文章が要求されます。日常会話で使うような「など」の英語表現はふさわしくありません。
そこで今回は「など」を英語論文で書く際の具体例と注意点をまとめました。ぜひ参考にしてください。
「など」の英語論文の表現としてsuch asがあげられます。
参照:Cambridge Dictionary
「ハンバーガーやポテトチップスなどは避けることだ」
You should avoid unhealthy foods such as hamburger and chips. と英語で表現できます。
「アメリカは電子機器などの品目の関税を撤廃したがっている」
America wants to eliminate tariffs on items such as electronics. と英語で表現できます。
「など」の英語論文の表現としてfor exampleがあげられます。
for exampleの注意点は下記の通り。
参照:Cambridge Dictionary
「赤と青など、任意の2色を使用できます」
We can use any two colors — for example, red and blue.
「多くの国、たとえばメキシコや日本では地震がたくさんあります」
Many countries, for example Mexico and Japan, have a lot of earthquakes.
「など」の英語論文の表現としてand the likeがあげられます。
参照:Cambridge Dictionary
「兵士や警官などが緊急事態を支援するために招集された」
Soldiers, policemen, and the like were called in to help with the emergency.
「木材やゴミなどを燃やすことで、私たちのエネルギー需要が賄われると考えられていた」
It was supposed that burning wood, trash, andthe like would provide for our energy needs.
「など」の英語表現を論文で使う際の注意点その1。
それは「など」の英語表現は事例があるときのみ使うということです。
日本語は「など」を多用することが普通です。
英語では「など」と言うときは「必ず事例がなければならない」です。
詳しくは下記の記事も参考にしてください。
「など」の英語表現を論文で使う際の注意点その2。
それはそれは「など」の英語表現は事例があるときのみ使うということです。
英語論文では「など」を使う際は「などの内容を推測できなければなりません」。
英語論文の読者が「など」の内容を推測できるようには「同類の事例」を置くことが大切です。
英語論文のような堅い文章については下記に詳しく書いています。どうぞ。
「など」の英語表現を論文で使う際の注意点その3。
etc.やand so onは英語論文では使わないということです。
こちらの動画では「For example, for instance, such asの正しい使い方を解説」について英語でわかりやすく解説されています。実際の例文を用いてわかりやすく解説されています。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「SO & NEITHER の正しい使い方」について英語でわかりやすく解説されています。実際の例文を用いてわかりやすく解説されています。字幕表示するとわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
答えはこちら
「彼女はバナナやリンゴなどが好きだ」を英語にすると:
She likes bananas, apples, and so on.
「AやBなど説明せねばならない」を英語にすると:
I have to explain A, B, and so on.
「チーズやパンなど買わなければならない」を英語にすると:
I have to buy some cheese, bread, and so on.
「彼女は花がついたドレスなどを着る」を英語にすると:
She wears dresses with flowers on and things like that.
「私は電球交換などをする」を英語にすると:
I change light bulbs and things like that.
「私が欲しかったのはこれとあれとなどなどだ」を英語にすると:
I wanted this and that and blah blah blah.
「彼女は私に興奮のほどや喜びのほどなどを言った」を英語にすると:
SHe said to me how excited and pleased, blah-blah-blah.
「ハンバーガーやポテトチップスなどは避けたい」を英語にすると:
I have to avoid unhealthy foods such as hamburger and chips.
今回の記事では「など」の英語論文での書き方についてまとめました。
英語論文で使える「など」の表現は下記の3つになります。
それから「など」の英語表現を論文で使う際の注意点もありましたね。
以上のことを念頭に置いて英語論文のライティングをしていきましょう。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。