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英語塾 六単塾
「~など」「~とか」を英語であなたは言えますか?
覚えておきたい表現は6つあります。
これらの表現は英文によって使い方が変わります。そこで例文と動画でわかりやすく解説しました。ぜひ参考にしてください。
「など」は英語で and so on といいます。
参照:Cambridge Dictionary
and so on は他の似たものを一緒に掲載する際に使える英語表現。
「A や B や C など」は A, B, C, and so on と記載できます。
「A や B」とありますが or ではなく and となるので注意。
and so on は基本的に英文の語尾(文末)に使います。
文中にはあまり使いません。
and so on は口語でも文語でもオールマイティに使えます。
論文など堅い文章ではand so onはあまり使われません。
and so onは人に対して使うと失礼なのでやめましょう。
人に対して「~など」「~とか」と言う際は and others を使いましょう。
モノやコトの「~など」「~とか」であればand so onは使ってOKです。
and so on は「例であげたものが似たものである」必要があります。
例が似ていない場合は 後述する things like that という英語表現が使えます。
「バナナとかリンゴなど好きです」
I like bananas, apples, and so on. と英語で表現できます。
「私はAとかBとかCなどと順に説明せねばならなかった」
I had to explain A, then B, and C, and so on. と英語で表現できます。
「など」は英語で things like that といいます。
参照:English Language & Usage
things like that は日常会話でよく使うカジュアルな英語表現です。
things like that は and so on よりも 口語で使われます。
ネイティブの家族や友達との会話でよく使われる言葉です。
話し言葉でよく使うので、英語プレゼンや論文のような文章では使われません。
ただし書き言葉でも、SNSのような場所や仲間内のメールのやり取りでは使えます。
「地球は鉄とかシリコンなどでできている」
The Earth is made of iron and silicon and things like that. と英語で表現できます。
「彼女はたいてい花がついた可愛いドレスなどを着ています」
She usually wears pretty dresses with flowers on and things like that. と英語で表現できます。
「など」は英語で blah blah blah といいます。
参照:Dictionary.com
blah blah blah は3つで1セットの英語表現です。
blah, blah, blahは英会話文の語尾(文末)に使います。
ネイティブがよく日常会話で使う言葉です。
会話を省略するのが目的。口語で主に使われる表現です。
よって基本的に書き言葉では使われません。
ただしSNSのチャットなど、会話を文章で表現するときは除きます。
「私はこれとかあれとか・・などなど欲しかったの」
I wanted this and that and blah blah blah. と英語で表現できます。
「彼は私に言ったことは、どれほど彼が興奮して喜んでいるかなどなどだった」
He said to me how excited and pleased, blah-blah-blah. と英語で表現できます。
「など」は英語で such as といいます。
参照:Cambridge Dictionary
such asは「など」「たとえば」という意味です。
「AとかBなどのような X」は X such as A and B と英語で表現できます。
注意点としては、例(A や Bなど)は such asの「前の言葉」に含まれることです。
such as はいくぶん堅い英語表現になります。
文語では論文など堅い文章でよく使われる書き言葉です。
口語でもプレゼンなどの場では話し言葉として便利です。
「ハンバーガーやポテトチップスなどは避けることだ」
You should avoid unhealthy foods such as hamburger and chips. と英語で表現できます。
「アメリカは電子機器などの品目の関税を撤廃したがっている」
America wants to eliminate tariffs on items such as electronics. と英語で表現できます。
「など」は英語で etc. といいます。
参照:Dictionary.com
etc. は、書き言葉でよく使われるフォーマルな英語表現。
通常の会話ではあまり使われません。
etc. は元は「et cetera」というラテン語が語源です。
et cetera を省略しているので etc. と最後にピリオドがつきます。
この et は and の意味を指しています。
そのため and etc. とは書かないので注意です(and が重複するため)。
etc. は英文の語尾に配置します。
この際、文章の最後に配置するピリオドは省略できます。
つまり etc..でなくetc.で文章を終える形になります。
etc.を使う場合は例として3つ以上の例があることが望ましいです。
etc. で示す例の内容は、比較的自由でOKです(複数の例が似てなくても構いません)。
その意味では and so on よりも使いやすいと言えるでしょう。
ただし、etc. の提示する例は比較的自由でいいため、読み手が推測がしにくい可能性もあります。
そのため、etc. を使う場合は、3つ以上の例を挙げるようにしましょう。
そうすれば読み手が「~など」で示される内容を推測しやすくなります。
「私は糸とか布とか針とかピンなどたくさん持っています」
I have so much yarn, fabric, needles, pins, etc. と英語で表現できます。
「リボンなどは折りたためます」
Ribbons, etc. can be folded. と英語で表現できます。
「など」は英語で and so forth といいます。
参照:English Teacher.eu
and so forth は、and so on と同じ使い方と理解すればOKです。
and so forth で提示する例は「似たものである」必要があります。
and so forthは、基本的に英文の語尾(文末)に使われます。
文中にはあまり使いません。
「水は家とか工場などに供給される」
Water is supplied to houses and factories and so forth. と英語で表現できます。
「彼はダイエットするか運動するかなど選ばなければならない」
He must choose a diet, exercise, and so forth. と英語で表現できます。
こちらの動画では「etc. と and so on」について英語で解説されています。ネイティブの発音もあってためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「like と such as」について英語で解説されています。ホワイトボードでの解説がわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「英語での「THING」の使い方を紹介」について英語で解説されています。thingの様々な使い方を紹介した動画となっています。字幕表示するとわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
「など」を英語論文ではどう書けばいいでしょうか?
論文ではフォーマルな文章が要求されます。
日常会話で使うような表現はふさわしくありません。
そこで英語論文で使える「など」の表現は下記の3つになります。
それから「など」の英語表現を論文で使う際の注意点は下記です。
詳しくは、「論文を書く具体例と注意点」もご覧くださいね。
etc. を使うときは下記の注意点も念頭に入れておきましょう。
「など」の英語表現は様々ありますが契約書で使えるフレーズは限られます。
しかも英語表現によっては注意して使わないと契約上問題になることもあるのです。
英語契約書で使える「など」の表現として代表例は3つ。
such as を使う時は下記の3つの注意点を念頭に入れておきましょう。
such as と likeはどちらも「~など」という意味です。
such as と like は似ていますが、違う点もあります。
大きな違いとしては下記の3つです。
such as と like の使い方と注意点について詳しくはこちら。
「など」の英語表現はたくさんありますがそのうちand so onは独特です。
ポイントは下記の6つになります。
and so on をこの機会に完全にマスターしちゃいましょう。
「など」の英語表現はたくさんありますが、and others はその中でも独特です。
使い方に注意する必要な点がいくつかあります。
使い方はご存知ですか?ポイントは下記になります。
「など」の英語表現はたくさんありますが etc. は独特です。
使い方に注意する点がいくつかあります。
注意点は下記になります。
この機会に etc. を完璧にマスターしちゃいましょう。
英語のエッセイで使える「など」の英語表現は限られることになります。
そこで英語エッセイで使える「など」の表現は下記の3つになります。
エッセイで such as を使う場合の注意点はこちらにまとめています。
「など」「その他」両方の意味にある英語表現をご存知でしょうか?
それは and others です。
ここで注意したいのが、others の関連表現には4つあることです。
これらの違いをちゃんと理解できていますでしょうか?
other、another、the other、the others の違いはこちらをご覧ください。
この機会にちゃんと整理しておきましょう。
英語レポートで「など」の英語表現をつかうときは次の注意が必要です。
英語レポートで使える「など」の表現は下記の3つになります。
such as を使ってレポートを書く注意点はこちらでまとめの 詳しくはこちら。
レポートで such as や for example を使う注意点はこちら。
「~など」の英語表現はたくさんあります。
ですが「例えば~など」という場合は、「例が提示できる」英語表現である必要があります。
具体的には次の6つです。
英語論文では参考文献を引用することがありますよね。
筆者紹介として「●さん、〇さんなど」と記載することがあります。
これは英語ではどう書けばいいのでしょうか?これは簡単。
「~など」と文献紹介する際は et al. を使えばいいのです。
et al.を使うときに注意点は3つです。下記になります。
この機会に et al. を完璧に理解しておきましょう。
関連する英語例文をまとめました。ご参考にどうぞ。
「彼女は私に言い訳をたくさんした:子どもの病気、送迎、などなど」
She gave me plenty of excuses why; sick child, no transportation, blah, blah, blah.
「送迎」は transportation と英語で表現できます。
excuse は言い訳、許す、お詫び、口実という意味。
「あなたにはIDカードなどの居住証明書を持たねばなりません」
You have to have proof of residence, such as an ID card.
「証明書」は proof と英語で表現できます。
「私はいくつかチーズとかパンとかバターなど買わなければならない」
I have to buy some cheese, bread, butter, and so on.
「チーズ」は cheese と英語で表現できます。
bread も butter も 不可算名詞のため、単数形になっています。
「私がいつもやることは家周りのことで、白熱電球を替えたりなどです」
I always do things around the house, like changing light bulbs and things like that.
「家」は house と英語で表現できます。
do things で「雑事をやる」という熟語。
bulb は電球、球根、球状のものという意味。
「段ボール箱は、毛糸や布切れなどの保管に理想的です」
Cardboard boxes are ideal for storing balls of yarn, scrap fabric, etc.
「段ボール」は Cardboard と英語で表現できます。
ideal for A で「Aに理想的」という構文。
「私はAやBなど説明せねばならない」
I have to explain A, B, and so on.
「説明する」は explain と英語で表現できます。
1から何まで説明しなければならないというニュアンスです。
「私は若い作家を奨励して出版など支援するのが好きだ」
I like to encourage young writers to try and help them get published and so forth.
「作家」は writers と英語で表現できます。
encourage は奨励する、元気づける、勇気づけるという意味。
「水道料金は、家や工場などに供給される際の水の支払額のことです」
The water rate is the payment for water when it is supplied to houses and factories and so forth.
「支払額」は payment と英語で表現できます。
supply はサプライと発音します。
「彼女は花がついたドレスなどを着る」
She wears dresses with flowers on and things like that.
「ドレス」は dresses と英語で表現できます。
「私は電球を交換するなどをする」
I change light bulbs and things like that.
「電球」は light bulbs と英語で表現できます。
「私が欲しかったのはこれ、あれ、などなどだ」
I wanted this and that and blah blah blah.
「欲しかった」は wanted と英語で表現できます。
「私はハンバーガーやポテトチップスなどの不健康な食べ物は避けねばならない」
I have to avoid unhealthy foods such as hamburger and chips.
「食べ物」は unhealthy foods と英語で表現できます。
「彼女は、どれほど興奮してるか、喜んでいるかか、などなど私に言った」
SHe said to me how excited and pleased, blah-blah-blah.
「興奮した」は excited と英語で表現できます。
「~など」「~とか」の英語表現をまとめると「6つ」です。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。
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この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。
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