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「それから」は英語のビジネスメールでどう書けばいい?

「それから」の英語表現はビジネスメールではどう書けばいいでしょうか?

ビジネスメールはカジュアルな英語はご法度です。とはいえ英語論文のような堅すぎる表現を使う必要もありません。

詳しい内容はこちらをご覧ください。

そこでビジネスメールで使える「それから」の英語表現をまとめました。ぜひ参考にしてください。

ビジネスメールでの「それから」の英語表現について

ビジネスメールでは「それから」の英語表現としてand, soは避ける

ビジネスメールでは「それから」の英語としてand, , soは避けるようにしましょう。

and, , soは親しい人間同士のカジュアルな会話で使うならOKです。SNSなどのやり取りで使ってもOKです。

しかしビジネスメールや会議などの堅い場面ではand, , soはさすがにふさわしくありません。

丁寧な英語が求められます。

堅い文章では文頭にはand, , soを使うことは推奨されていません。

ちなみにその他にもfor, nor, but, or, yet, becauseは文頭に使わないことと考えられています。

詳しくは下記をご覧ください。

ビジネスメールではmoreover, furthermoreのような堅すぎる英語表現も不要

ビジネスメールでは「それから」の英語としてmoreoverやfurthermoreのような堅すぎる表現は不要です。

moreover, furthermoreは英語論文でも使えるほど堅い言葉。

フォーマルな言葉です。意味は「それから(さらに)」という意味になります。

ですがmoreoverやfurthermoreがビジネスメールで使われるかというとあまり見たことがありません。

  • ビジネスメールで求められる文章の堅さは「カジュアルとフォーマルの間」と思います。
  • ビジネスメールの目的はあくまでビジネスを成功させるためのツールです。
  • カジュアルすぎれば信用を失います。フォーマルすぎれば相手に意図や感情が伝わりません。
  • ですので現実的なビジネスメールを考えればmoreoverやfurthermoreなど堅すぎる言葉は必要ないのです。

英語論文の場合は下記をご覧ください。

「それから」を英語ビジネスメールで書くための表現まとめ

「それから」を英語ビジネスメールで書くための表現をまとめました。

ビジネスメールでは「それから」として下記を使いましょう。場合分けしてありますので適宜ご利用ください。

なお英語表現の後にはコンマ(,)が必要になることもあれば必要ないときもあります。

「それから」の前後の内容が似ている場合

「それから」の前後の文が似た内容の場合ならビジネスメールでは下記の英語フレーズを「それから」として使いましょう。

  • 同時に:At the same time, 
  • 同様に:Equally,
  • 同じように:In the same way,
  • 同様に:Similarly,
  • そしてまた:Also,

「それから」の後が一般的な内容の場合

後に続く英文が一般的な内容である場合ならビジネスメールでは下記の英語フレーズを「それから」として使いましょう。

  • 一般に:As a rule,
  • 基本的に:Basically, 
  • 全体的にみて:By and large,
  • 原則的に:Essentially,
  • 一般的に:Generally,
  • 一般的に:In general,

「それから」の後で情報を追加する場合

後の文で情報を追加する場合ならビジネスメールでは下記の英語フレーズを「それから」として使いましょう。

  • 中でも:Above all,
  • 加えて:Additionally,
  • 加えて:In addition, 
  • 加えて:Besides,
  • より重要なことに:More importantly,
  • 最も重要なことに:Most importantly,

「それから」の後で理由や結果を述べる場合

後の文で理由や結果を述べる場合ならビジネスメールでは下記の英語フレーズを「それから」として使いましょう。

  • したがって:Therefore,
  • それゆえに:Hence,
  • すなわち:Thus,
  • 結果的に:Accordingly,
  • 結果として:As a result,
  • そのために:Because of this,
  • 結果として:Consequently,
  • その理由で:For this reason,

「それから」の後で結論を述べる場合

後の文で結論を述べる場合ならビジネスメールでは下記の英語フレーズを「それから」として使いましょう。

  • 全体的にみて:All in all,
  • 結論として:In conclusion,
  • 結局のところ:On balance,
  • 全体としては:On the whole,
  • ある程度は:To some extent,
  • 要約すれば:To sum up,​

「それから」に関するの関連動画

however, moreover, furthermoreなどの使い方

こちらの動画では「however, moreover, furthermore」など英語を話したり書いたりするうえで役立つ接続詞について紹介されています。ゆっくりとした英語でわかりやすいです。文法の勉強にもなりますのでぜひご覧ください。

On time と In timeの違いについて

こちらの動画では「On time vs In time」についてわかりやすく紹介されています。1分程度の短時間で簡潔にまとめられているので非常にわかりやすいです。文法の勉強にもなりますのでぜひご覧ください。

「それから」の英語クイズ

穴埋め問題にチャレンジ!

  • 「しかしそれから、私は悪夢を見始めました」
    But ____ that, I started to have nightmares.
  • 「それからまもなく、私はジェーンから再び聞きました」
    ____ after that I heard from Jane again.
  • 「これらの子供たちはそれからも幸せに暮らしました」
    These children lived ____ ____ after.
  • 「それとそれからもう一つ。費用はいくらですか?」
    And one more ____ . Can I ask how much you're ____ to cost me?
  • 「それから、変わっていません」
    It hasn't changed since ____ .
  • 「それから彼とは会っていない」
    I have not ____  him ____ then.

答えはこちら

「しかしそれから、私は悪夢を見始めました」を英語にすると?
But after that, I started to have nightmares.

「それからまもなく、私はジェーンから再び聞きました」を英語にすると?
Shortly after that I heard from Jane again.

「これらの子供たちはそれからも幸せに暮らしました」を英語にすると?
These children lived happily ever after.

「後それからもう一つ。費用はいくらですか?」を英語にすると?
And one more thing. Can I ask how much you're going to cost me?

「それから、変わっていません」を英語にすると?
It hasn't changed since then.

「それから彼とは会っていない」を英語にすると?
I have not seen him since then.

まとめ

今回の記事では「それから」を英語のビジネスメールで書くための表現をまとめました。

ポイントは下記の通りです。

  1. ビジネスメールでは「それから」の英語表現としてand, then, soは避ける
  2. ビジネスメールではmoreover, furthermoreのような堅すぎる英語表現も不要
  3. ビジネスメールの英文の堅さはカジュアルとフォーマルの間ぐらい
    • カジュアルすぎると信用が得られないので×
    • フォーマルすぎると意図と感情が伝わらないので×
    • カジュアルすぎずフォーマルすぎずな英語表現が良い
  4. 文脈にあわせて「それから」の意味になる適切な英語表現を使う

たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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