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「それから」は英語論文でどう書けばいい?まとめました

「それから」は英語論文でどう書けばいいでしょうか?

「それから」に相当する英語表現はたくさんあります。ただし英語論文ではフォーマルな文章が求められるので注意点があります。

さらに詳しい内容はこちらをご覧ください。

そこで「それから」を英語論文でどう書けばいいかまとめました。ぜひ参考にしてください。

「それから」を英語論文で書く場合の注意点

AndやSoは英語論文の文頭では使わない

「それから」の英語表現としてはand, then, soなどがあげられます。

このうちandやsoは英語論文の文頭で使うことはふさわしくありません。

andやsoはカジュアルな表現のため英語論文のような堅い文章では使わないことがマナーなのです。

注意点をいくつかまとめておきましょう。

  • 「それから」の表現としてand thenがあります。andが入っているので論文ではふさわしくありません。
  • then単体で使うなら「それから」という意味で使っても論文では間違いではありません。
  • soは「そして」「それから」「それで」という意味がありますが論文では使わないようにしましょう。

ビジネスメールの場合についてはこちらをご覧ください。

では英語論文で「それから」と書きたいときはどうすればいいの?

解決方法は2つです。

  1. 「それから」という言葉を論文で使わないようにする。
    • 英語論文は論理的な内容です。内容が論理的に続くのであれば文意は伝わります。
    • 「それから」といった言葉が多いとむしろカジュアルさが増してしまいます。
       
  2. andやsoの代わりになる英語表現を論文で使う​。
    • 「それから」の代わりになる英語表現はたくさんあります。
    • 文脈に合わせて英語論文に使える表現を使っていきましょう。

以下では論文で使える「それから」の英語表現をご紹介します。

論文で使える「それから」の英語表現まとめ

論文で使える「それから」の英語表現をまとめました。

  • 英語表現の後にはコンマ(,)が必要になることもあれば必要ないときもあります。
  • また文頭に使うことを想定しているので頭文字は大文字で記載してますが文中でも利用できます。

後文で情報を加える場合

「それから」の後の文が情報を加える場合は下記の英語表現を論文で使えます。

  • 中でも:Above all,
  • 加えて:Additionally,
  • 加えて:in addition
  • 後述するように:As we shall see later,
  • 加えて:Besides,
  • 最初に:Firstly,
  • 次に:Secondly,
  • まず第一に:First of all,
  • 最後に:Finally,
  • 最後に:Lastly,
  • さらに:Furthermore,
  • さらに:Moreover,
  • より重要なことに:More importantly,
  • 最も重要なことに:Most importantly,
  • それに加えて:On top of that,
  • というよりむしろ:Or rather,

追加する英語表現はこちらも参考にしてください。

後文が一般的な内容の場合

「それから」の後の文が一般的な内容である場合は下記の英語表現を論文で使えます。

  • 一般に:As a rule,
  • 基本的に:Basically, 
  • 大まかに言えば:Broadly speaking,
  • 全体的にみて:By and large,
  • 原則的に:Essentially,
  • 一般的に:Generally,
  • 一般的に:In general,

後文で理由や結果を述べる場合

「それから」の後の文が理由や結果を述べる場合は下記の英語表現を論文で使えます。

  • したがって:Therefore,
  • それゆえに:Hence,
  • すなわち:Thus,
  • 結果的に:Accordingly,
  • 結果として:As a result,
  • そのために:Because of this,
  • 結果として:Consequently,
  • その理由で:For this reason,

後の文で情報を追加する場合はこちらに詳しく書いています。

後文で結論を述べる場合

「それから」の後の文が結論を述べる場合は下記の英語表現を論文で使えます。

  • 全体的にみて:All in all,
  • 結局は:Altogether,
  • 結論として:In conclusion,
  • 結局のところ:On balance,
  • 概して:On average,
  • 全体としては:On the whole,
  • ある程度は:To some extent,
  • 要約すれば:To sum up,​

「それから」に関するの関連動画

Because ofとDue toの使い方

こちらの動画では「How to Use ‘Because Of’ vs ‘Due To’ 」について紹介されています。両者の違いを具体的な例文を交えてわかりやすく解説されています。さらに映像もきれいでとても楽しい英語の授業を受けているような動画です。英語力向上のためにもぜひご覧ください。

反対の考えを英語で表現する方法

こちらの動画では「How to express opposing ideas in English」について紹介されています。althoughなどをうまく使うことで深みのある英文を作る方法をわかりやすく解説されています。字幕表示するとわかりやすいです。英語力向上のためにもぜひご覧ください。

「それから」の英語クイズ

穴埋め問題にチャレンジ!

  • 「しかしそれから、私は悪夢を見始めました」を英語にすると?
    But ____ that, I started to have nightmares.
  • 「それからまもなく、私はジェーンから再び聞きました」を英語にすると?
    ____ after that I heard from Jane again.
  • 「これらの子供たちはそれからも幸せに暮らしました」を英語にすると?
    These children lived ____ ____ after.
  • 「後それからもう一つ。費用はいくらですか?」を英語にすると?
    And one more ____ . Can I ask how much you're ____ to cost me?
  • 「それから、変わっていません」を英語にすると?
    It hasn't changed since ____ .
  • 「それから彼とは会っていない」を英語にすると?
    I have not ____  him ____ then.

答えはこちら

「しかしそれから、私は悪夢を見始めました」を英語にすると?
But after that, I started to have nightmares.

「それからまもなく、私はジェーンから再び聞きました」を英語にすると?
Shortly after that I heard from Jane again.

「これらの子供たちはそれからも幸せに暮らしました」を英語にすると?
These children lived happily ever after.

「後それからもう一つ。費用はいくらですか?」を英語にすると?
And one more thing. Can I ask how much you're going to cost me?

「それから、変わっていません」を英語にすると?
It hasn't changed since then.

「それから彼とは会っていない」を英語にすると?
I have not seen him since then.

まとめ

今回の記事では「それから」と英語論文でどう書けばいいかをまとめました。

「それから」と英語論文で書く場合2つの方法があります。

  1. 「それから」という言葉を論文で使わないよう論理的な文章にする。
  2. andやsoの代わりになる英語表現を使って論文にふさわしい文章にする。

「それから」に対応する英語表現は様々あります。ですが​全ての英語表現を覚える必要はありません。

たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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