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theyとthereの違いとは?例文と動画でわかりやすく解説

theyとthereの違いっておわかりですか?結構考えてしまいますよね。

  • theyは「それら」「彼ら」「彼女ら」「あの人々」
  • thereは「ある」「あそこ」

という意味で使い方も微妙に違います。でも重要な違いです。 

今回はtheyとthereの違いを例文と動画でわかりやすく解説しました。ぜひ参考にしてください。

theyとは?わかりやすく解説

theyは「彼ら」「彼女ら」「それら」「あの人々」という意味がある

theyは「彼ら」「彼女ら」「それら」「あの人々」という意味があります。

  • theyは複数形の主語になります。
    • 「彼ら・彼女ら・あの人々」という風に人を指すことが多いです。
    • 「それら」という意味があるように物事に対しても指すことが可能です。
  • 例文
    • They are kind.(彼らは優しい)
    • They are playing golf.(彼らはゴルフをしている)

they areはthey'reと短縮できます

  • they areは省略してthey'reと表現できます。
    • theyは複数形なのでbe動詞が続く場合はareやwereになります。
    • they'reとthereの発音の違いはほぼありません。
  • they’reは「彼らは~です」「彼女らは~です」「それらは~です」「あの人々は~です」という意味になります。
    • theyは主語。areは現在形のbe動詞です。
    • 例:They're kind.(彼らは優しい)
  • they'reは「彼らは~をしている」という意味にもなります。
    • 現在進行形になります。
    • 例:They’re playing golf.(彼らはゴルフをしている)

theyは人称代名詞と呼ばれます

theyは文法的には「人称代名詞」といいます。

人称代名詞とはすでに話に出てきた名詞の繰り返しを避けるために使われる代名詞ですね。

たとえばあなたが次のような会話をするとします。

  • ドイツ人って背が高いよね」
  • 「それにドイツ人ってサッカーうまいよね」

この2つの会話で「ドイツ人」という言葉が2回でてますが同じ言葉を2度繰り返すのは面倒くさいですよね。

そこで2回目の会話を「それに彼らってサッカーうまいよね」と普通は言い換えます。

  • 「ドイツ人って背が高いよねー」
  • 「それに彼らってサッカーうまいよね」

この「彼ら」を英語ではtheyと表現します

thereとは?わかりやすく解説

thereには2つの意味があります。それぞれ解説します。

thereの意味1:あそこ・そこに

thereの1つ目の意味は「あそこ」「そこに」です。

  • 「あそこ」「そこに」と場所を示す意味になります。
  • 「副詞」として使われます。
  • 例文
    • She went there.(彼女はそこへ行った)
    • He was right there in front of me.(彼はちょうど私の目の前にいた)

参照:Cambridge Diictionary

thereの意味2:~がある

thereの2つ目の意味は「~がある」です。

  • 「~がある」と存在を示す言葉です。
  • 「代名詞」として使われます。
  • there is あるいは there areという風にbe動詞とセットで使われます。
  • 例文
    • There is a banana on the table.(テーブルの上にバナナがある
    • There is a car in the parking lot.(駐車場に車がある
  • thereは単数形でも複数形でも表現できます。その点複数形のみのtheyとは違います。
  • there isとthere areについて
    • 誰のものかわからないときにthere is や there areが使われます。
    • 1人(ひとつ)ならis 2人(ふたつ)以上ならareを使います。
    • 基本的には「どこ」に「何があるか」を伝えるときに使われます。

theyとthereの関連動画

there isとthere areの違いについて解説

こちらの動画では「there isとthere areの違い」について英語でわかりやすく解説されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

their、there、they'reの違いについて解説

こちらの動画では「their、there、they're」の違いについて英語で解説されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

They're とTheir とThereの違い

こちらの動画では「They're vs. Their vs. There」について英語で解説されています。ネイティブの発音も聞けてためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。

they と these の英語例文集

関連する英語例文をまとめました。ご参考にどうぞ。

 

「あなたはそれらの人々と何か関係がある」

You have something to do with those people.と英語で表現できます。

 

「新しい法律はそれらが置き換わる前の法律と同じくらいきついものだった」
The new laws were as oppressive as those they replace.と英語で表現できます。

 

「財布に2ペニー入れればそれらはくっつきます」
Put two pennies in a purse, and they will draw together. と英語で表現できます。

 

「我々には敵が必要だ。それらは我々が何者で何をしたいのかを教えてくれる」
We need enemies; they help us to know who we are or who we want to be. と英語で表現できます。

まとめ

今回はtheyとthereの違いについてまとめました。

ポイントは下記になります。

  • theyについて
    • theyは「彼ら」「彼女ら」「あの人々」「それら」。​
    • theyは人称代名詞。会話や文章ででてきた名詞について2回以降から使える。
    • they're と thereとの発音の違いはほぼないといっていい。
  • thereについて
    • thereは2つの意味がある。
    • 「あそこ」「そこに」:場所を示す。副詞として使う
    • 「~である」:存在を示す。代名詞として使う

たくさんの英語表現をご紹介しましたがすべてを覚える必要はありません。

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この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。

六単塾塾長 祐樹せつら

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