英語を楽しもう。ラクしよう。
「それから」の英語表現と接続詞の関係をご存知ですか?
「それから」の英語表現は様々あります。ただし使われる場所が文頭か文中か文末かで接続詞になるかは変わってきます。
そこで「それから」の英語表現と接続詞について注意点をまとめました。ぜひ参考にしてください。
英語における接続詞の役割とは何でしょうか?
それは会話を展開させる機能があることです。
接続詞をうまく使うことで聞き手を話に引き込んだ魅力ある話やプレゼンができます。
接続詞の中で有名な接続詞といえばfor, and, nor, but, or, yet, soなどでしょう。
これらは「等位接続詞」と呼ばれます。対等な関係にある2つ以上の語句や節を繋げる役割があります。
等位接続詞は7単語(for, and, nor, but, or, yet, so)あります。それぞれの頭文字をとってFANBOYSとも呼ばれます。
副詞についてはこちらにまとめています。
英語における接続詞は本来は文中に置くものです。
文と文を接続するのが本来の役割なのです。なお文と文だけではなく句と句を結ぶ場合もあります。
つまり接続詞を「文頭」や「文末」に置くことは本来はふさわしくないとも言えます。
実際に英語論文や英語契約書や英語のビジネスメールなどフォーマルな英文を使う場面では文頭や文末に接続詞を使うことはふさわしくないとも言われています。
逆にいうとカジュアルな英語を使う場面では接続詞は文頭・文中・文末でも自由に使うことができます。
そして文語であっても最近では接続詞の英語表現を文頭や文末に使うことも珍しくなってきてはいます。
フォーマルな英文に関してはこちらもご覧ください。
長文の英語の場合は接続詞を使わず2文にわける方法もありです。
「それから」と使いたいのはわかりますが別々の内容の二文をつなげるのに無理に接続詞を使うと逆に長くなって読みにくくなります。また伝わりづらくなります。
英語できっちりと意思を相手に伝えるためには簡潔にシンプルに一文ずつ区切って書くほうがいいです。伝わりやすく読みやすい文章になりますので。
and thenについて詳しくはこちらもお読みください。
関連する英語例文をまとめました。参考にしてください。
「彼女は1時間待ってそれから出ました」
She waited for an hour and then she left.
「私の車は故障した。それから車から締め出された」
My car broke down and then I locked myself out.
「昼食を食べてそれからビジネスの話をしよう」
Let's have lunch first and then we'll talk some business.
「洗濯をしてそれから裏庭で干します」
I do the washing and then I hang it out in the backyard.
こちらの動画では「Then VS Than: What is the Difference?」について紹介されています。ThenとThanの違いを分かりやすく解説しています。さらに動画も字幕表示がされているのでリスニングにも役立ちます。英語力向上のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「The...the... comparatives」について紹介されています。Theを使った比較の方法についてわかりやすく解説されています。1分程度の短い動画ですが凝縮された内容となっています。英語力向上のためにもぜひご覧ください。
答えはこちら
「しかしそれから、私は悪夢を見始めました」を英語にすると?
But after that, I started to have nightmares.
「それからまもなく、私はジェーンから再び聞きました」を英語にすると?
Shortly after that I heard from Jane again.
「これらの子供たちはそれからも幸せに暮らしました」を英語にすると?
These children lived happily ever after.
「後それからもう一つ。費用はいくらですか?」を英語にすると?
And one more thing. Can I ask how much you're going to cost me?
「それから、変わっていません」を英語にすると?
It hasn't changed since then.
「それから彼とは会っていない」を英語にすると?
I have not seen him since then.
今回の記事では「それから」の英語表現と接続詞についてまとめました。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。