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英語塾 六単塾
「ちなみに」を英語であなたは言えますか?ちょっと考えてしまいますよね。
「ちなみに」の英語表現は6つあります。
これらの表現は英文によって使い方が変わります。そこで例文と動画でわかりやすく英語表現を解説しました。ぜひ参考にしてください。
by the wayは話題を変えるときに使える表現。「ちなみに」という意味でOKです。
参照:Cambridge Dictionary
「ちなみにジュリーは元気ですか?」
Bythe way, how is Julie?
「ちなみにあなたへの電話メッセージがあります」
By the way, there is a telephone message for you.
Incidentallyは主に追加情報を伝えるときの英語表現。「ちなみに」という意味でOKです。
参照:Cambridge Dictionary
「ちなみに、私はあなたの費用について一言言いたい」
Incidentally, I want to have a word with you about your expenses.
「ちなみに、あなたにはいくらかお金を借しています」
Incidentally, you owe me some money.
For your informationは主に追加情報を伝えるときに使う英語表現。「ちなみに」の意味になります。
参照:Cambridge Dictionary
「ちなみにメモのコピーを添付しました」
I attached a copy of my notes for your information.
「ちなみにこのレポートのコピーを同封しました」
I enclosed a copy of this report for your information.
As a side noteは少し本題と離れた情報を伝えるときに使う英語表現。「ちなみに」となります。
関連表現として下記の2つも覚えておきましょう。
参照:The Free Dictionary
「ちなみに私はこれがあなたの創造だとは知りませんでした」
As a side note, I was unaware this was your creation.
「追加の詳細情報を伝えるときは「ちなみに」と言います」
I say 'as a side note' when mentioning an additional detail.
As an asideは「余談として」という意味の「ちなみに」です。
参照:The Free Dictionary
「ちなみに年少の子供はより速く学びます」
As an aside, the younger child learn faster.
「ちなみに彼女はメンバーでもあります」
As an aside, she is also a member.
In passingは「話のついでに」という意味の「ちなみに」です。
ちなみにIn passingに似た英語表現にEn passantがあります。下記にまとめておきます。
参照:The Free Dictionary
「ちなみに彼女は報告書に言及した」
In passing, she referred to the report.
「ちなみに彼女は彼の作品について述べただけだった」
In passing she only mentioned his work.
こちらの動画では「by the wayなどwayの使い方」について英語で解説されています。ネイティブの発音でためになります。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「incidentallyの使い方」について英語で解説されています。テキストもあってわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
「ちなみに」の英語表現でビジネスに使えるものは下記の3つと言えます。
1.As a side note
2.For your information
3.Incidentally
「ちなみに」と英語論文で使える表現はIncidentallyです。
英語論文といえば堅いフォーマルな表現のみが求められる世界です。カジュアルな英語やスラング英語などは使えません。
会話で普段使えるような言葉さえも推奨されない世界が英語論文です。堅いですけど論文ってそういうものです。
そういうわけで英語論文で「ちなみに」と書くにはIncidentallyを使いましょう。
英語論文で使える英語表現はいろいろ決まっています。下記にまとめましたので参考にしてください。
「ちなみに」は英語メールでどう書けばいいでしょうか?
下記の3つの表現覚えておきましょう。
1.For your information
2.by the way
3.Incidentally
「ちなみに」の英語表現で略語にできるものは2つあります。
1.BTW
2.FYI
英語例文をまとめました。参考にどうぞ。
「ちなみに私は自転車さえ持っていません」
For your information, I don't even have a bike.
「ちなみに」は英語でFor your informationと表現できます。
この英文は「ちなみに私は自転車さえ持ってませんよ」と相手にアピールしている内容ですね。
この英文を深読みすると「自動車も自転車も持ってないんだからなんとかしてくれ」「空気読んでくれ」という感じですかね。うん。これちょっと意地悪だな。言いたいことがあれば言えばいいのに。
逆にいうと「相手に何か要求したいとき」「空気読んでほしいとき」に便利な英語表現ですね。これは。
ちなみに海外の人には「空気を読まない」人が多いと言われてます。これアメリカ人のことですかね。ですが少数派ですが空気を読める人もいますよ。たとえばスコットランドの人とか日本人そっくりに思えますもんね。考え方やメンタルが。
「ちなみに私は自分の面倒を見ることができます」
I'm able to look after myself, for your information.
「自分の面倒をみる」は英語でlook after myselfとなります。
「自分の面倒は自分でみる!」と自信を持って言える人はぜひこの英語フレーズlook after myselfを暗記しましょう。
僕は・・・そう言えたらかっこいいなぁというタイプです。そこそこ人に頼りがち。
「ちなみに一部の人々は自分の面倒を適切にみないでしょう」
Incidentally, some people just won't look after themselves properly.
「ちなみに」は英語でIncidentallyと表現できます。
Incidentallyはこの英文のように文頭に使うことが多いですね。堅い文章に有効です。
「ちなみに、ワインは熟成チーズとよく合います」
Incidentally, the wine goes well with a mature cheese.
「~と味が合う」は英語で go well with と表現できます。これなかなか出てこない表現ですよね。
「ワインはチーズと合う」なら the wine goes well with a cheeseとなるわけです。
ワイン好きな人や海外のレストランに行くことがある人はこの英語フレーズを覚えておくといいかも。ウエイターとの話が盛り上がりますよ。
「「ああ、ちなみに...」彼女は始めた」
'Oh, by the way ...' she started.
「あぁ、ちなみに…」という表現は Oh, by the way... と言えばOKです。
僕もこの言葉は多用しています。
というのは英語って言いたいことがたくさんあるときに1つの英文で言うことって難しいんですよ。一気に言いきることは意外と慣れていないと難しい。
しかも言えたとしても相手に伝わるかはまた別問題ですから。日本語でもあまり長い話をすると相手の理解を得られないことってあるじゃないですか?
だから英語は「小さい会話を1つ1つ足していく」ようにすると相手にも伝わりやすいし自分も言いやすくなります。
そういうときにこの「あぁ、ちなみに…」Oh, by the way...は役立つんですよ。
「ちなみに彼はあなたの一番のファンです」
By the way, he's your number-one fan.
「ちなみに」とカジュアルに言うときはBy the wayという英語でOKです。
「一番のファン」は英語でnumber-one fanといいます。簡単ですね。覚えておきましょう。
「ちなみに私はあなたがちょうどローマに行ったばかりだと言いました」
In passing, I mentioned that you had just been to Rome.
「ちなみに」は英語で In passingと表現できます。
この英文では「ついでに言いますと」というニュアンスと考えれば意味がわかりやすくなると思います。
ちなみにmentionは「言及する」という意味。前に話題に触れていることを伝える役割があります。
mentionはただ言うだけじゃないんですね。sayとは違うわけだ。
「ちなみに私は彼らに多くの情報を与えました」
In passing I gave much information to them.
「多くの情報」は英語でmuch informationと表現できます。
なぜmanyじゃなくてmuchを使うかわかりますか?
「情報」というのは数えられないですよね。informationの複数形はinformationです。だから「たくさんの情報」と英語で言う際はmany じゃなくて muchを使うというわけ。
「ちなみに、質問された女性の多くがその理論を支持しなかった調査結果が明らかになりました」
As an aside the research revealed that most of the women questioned did not support the theory.
「ちなみに」は英語で As an aside といいます。
asideとあるように「少し横にそれると」「閑話休題」というニュアンスをくみ取ってもらえればよいかと。わかりやすい。
なお「調査結果が明らかになった」は英語でthe research revealed です。
revealは「隠されていた何かが明らかにされた」というニュアンスがありますね。日常会話ではあまり使わないのですが英字新聞などをみているとたまに出てきます。
「ちなみに私はあなたがどうやって成田空港にたどり着いたか興味があります」
As an aside, I'm just curious how you arrived at Narita airport.
「興味があります」は英語でI'm curious といいます。
「興味がある」という英語表現はI'm interestedが有名ですよね。これは「趣味」の話題にはいいんですよ。
でも今回の例文をみてみると「空港にどうやってたどり着いたのか?」に興味があるだけで別に趣味でもなんでもないのでinterestedを使うとおかしくなります。
「単純に知りたい」というだけの「興味がある」はcurious使います。
というのはcuriousは「好奇心がある」「野次馬根性の」というニュアンスがありますので。勉強になるなぁ。
「関連しているが異なる話題にするときに私は「ちなみに」と言います」
I say 'on another note' when mentioning something related but different.
「ちなみに」は英語で on another noteといいます。on a side noteの似たようなやつですね。
noteというとノートのイメージだと思いますが英語ではnoteには「注釈」「参考」という意味があります。
このことを覚えておけば急にnoteという言葉が出ても対応できると思うんですよ。
「ちなみに私の好きなスポーツはサッカー、レスリング、ラグビーです」
As a side note, these are my favorite sports: football, wrestling, and rugby.
「ちなみに」は英語で As a side noteといいます。
先ほどのon a side noteや on another noteと同じようなものと考えてOKです。
答えはこちら
「ちなみに私は10年間プログラマーとして働いてきました」を英語にすると?
For your information, I've worked as a programmer for 10 years.
「ちなみに、私はジムでいくつかの有用な情報を得ました」を英語にすると?
Icidentally, I got some useful information at the gym.
「ちなみにシステムは廃棄されていました」を英語にすると?
As an aside, the system had been scrapped.
「そうだ、ちなみに私の名前はジェーンです」を英語にすると?
Oh, by the way, my name's Jane.
「ちなみにこの3Dモデルはコンピューター上にはありません」を英語にすると?
As a side note, this 3D model is not on computer.
「ちなみに私はいかに幸運か言わねばならないかもしれません」を英語にすると?
In passing, I might say how lucky I am.
「ちなみに」の英語表現をまとめると「6つ」です。
「ちなみに」は日常会話でよく使われる英語表現です。by the way以外にも覚えておきたいですね。
たくさんの英語表現をご紹介しましたがすべてを覚える必要はありません。
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