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公務員(理系)には英語力は必要でしょうか?
英語力は必要とはされています。ただ公務員試験あるいは職場内ではどの程度理系は英語力が求められているのでしょうか。
そこで理系の公務員が英語力はどの程度必要なのかを職場と試験に関してまとめました。ぜひ参考にしてください。
公務員の種類についてまずまとめておきましょう。
まず公務員には国家公務員と地方公務員の2種類があります。地方公務員は都道府県庁・市区町等で努めます。
そして職種としては大きく下記の3つがあります。
理系公務員の仕事内容は上記の技術職の仕事に当たります。理系の専門知識を活かして行政に携わるわけです。理系公務員は技術系職員あるいは技官とも呼ばれます。
公務員の職種については下記記事も役立ちますのでご覧ください。
理系公務員(技術職)の仕事内容とはどんなものでしょうか?
たとえば土木や建設の理系公務員なら道路や河川の管理が主な仕事です。
国家公務員なら新幹線や飛行機や高速道路など国家規模の仕事になります。
地方公務員なら地元からの要望を聞き入れつつ公園や河川をよりよく管理をする仕事になります。
理系の人材は技術的な観点から政策の実現を支えるために必要とされています。
ただ公務員ですので理系の人材でも現場では文系の行政官と共に幅広い仕事をすることになります。
そのほか公的研究機関で研究・分析に携わる研究員になる方法もあります。ただこちらは狭き門で非常に就職することが難しい分野です。
理系公務員(技術職)の多くの職場では英語はあまり必要ないといえます。
公務員は英語を使う機会は限られています。なぜなら公務員は交渉事への対応や内外調整などの行政能力が重要だからです。
特に理系は技術的な専門分野を買われたわけであり英語力はあまり求められていないと言えますね。
英語力が求められている公務員の職種は下記をご覧ください。
理系公務員に英語力が求められそうな職種をあげておきます。
公務員は英語が必要な職場とそうでない職場がはっきりしています。理系については特にそうです。
下記に理系でも英語が必要になりそうな公務員の職種をあげておきます(ただそこに配属できるかはまた別の話です)。
技術職(理系)の公務員になるには次の流れになります。
理系の国家公務員(技術系職員)の場合は専門内容によって省庁に割り振られます。
たとえば建築や土木が専門の理系なら国土交通省。数理科学が専門の理系なら総務省といった感じです。
公務員試験については下記記事も参考になります。
国家公務員試験の技術職(理系)区分を下記にまとめておきます。
公務員(理系)の求められる英語力はどの程度かまとめました。
<国家公務員総合職試験の場合>
TOEICなどの外部の英語試験の点数を加点できる特例があります。
英語ができる理系の人には有利ですね。
TOEIC以外にもIELTSやTOEFLや英検準一級以上なら加点できます。TOEIC600点以上が目安です。
<国家公務員一般職試験>
専門試験で英語を選択できます。選べる英語科目は「2つ」あります。
このうち「英語基礎」は得点が取りやすいので英語がそこそこできる理系なら攻略すべきです。
<公務員試験全般>
基礎能力試験の「文章理解」で英文の問題が出題されます。
こちらは国公立大学の2次試験ほどではなくセンター試験レベルと考えていいでしょう。
理系で英語が苦手ならせめてこちらでは点数をとりたいものです。
公務員試験の対策については下記に詳しくまとめています。
公務員の面接試験で英語力アピールは理系に有利です。なぜなら理系の多くは英語を苦手とする人が多い傾向にあるからです。
たとえばTOEIC600点以上もあれば面接官には好印象を与えることが多いようです。
TOEICは面接試験がない筆記試験なので比較的スコアを取りやすいです。
国家公務員総合職なら加点もできるので600点は稼いでおくと非常に合格率が高まると言えます。
理系は英語が少しできるだけでもずいぶん好印象になります。
理系科目については得意でしょうからそちらよりも英語に時間をかけたほうがいいでしょう。
それも過去問を解いて試験対策するよりもTOEICなどの点数を稼いでおくほうが戦略的には正解かもしれません。600点もあれば面接シートに書き込んでおき面接でその努力と成果をアピールしましょう。
筆記試験で仮に点数が低くても面接で挽回できます。英語力を必要とする人材は公務員は求められているのですから。
こちらの動画では「就職面接の質問に答える 5 つの方法」について英語で解説されています。英語の就職面接で答えがわからないときの対策方法について紹介されています。字幕表示するとわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「15分以内にExcelの雇用テストに合格する方法」について英語で解説されています。実際のやり方を見ながらわかりやすく解説されています。リスニングにも役立ちます。英語上達のためにもぜひご覧ください。
答えはこちら
「彼はキャリアのある公務員でした」を英語にすると?
He was a career civil servant.
「今のところ彼女は従順な公務員です」を英語にすると?
Until now she has been an obedient civil servant.
「公務員が生活手段を失うことはありません」を英語にすると?
The public officer may not lose the means of subsistence.
「私は公務員に関する規則を知っています」を英語にすると?
I know the rules relating to the public officer.
「上級公務員は政府の秘密計画をメディアに暴露しました」を英語にすると?
A senior civil servant has reveled secret government plans to the media.
「ほとんどの公務員は配偶者と仕事について話します」を英語にすると?
Most of civil servants talk to thier spouse about work.
今回の記事では公務員(理系)は英語を必要とするのかをまとめました。
ポイントは3つです。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。