英語を楽しもう。ラクしよう。
「公務員」は英語を話せるほうがいいのでしょうか?
現状として公務員には英語が必要と言う人もいれば不要と言う人もいます。
そこで公務員が英語を話せるほうがいいのか?職場の現状についてまとめました。ぜひ参考にしてください。
まず最初に結論。公務員にプロ並みの英語力はあまり求められていません。
公務員の仕事の基本は組織で仕事をすること。個人能力はそこまで求められないのが基本です。
むしろ個人能力に頼ることをよしとしないのが国や地方自治体というものです。なぜならその個人の能力を評価できないので大きなミスになる可能性があるからです。
たとえば英語力がプロ級の人がいてもその人も人間ですからミスをします。ですがその人に仕事を丸投げするとその人が起こしたミスに気付くことすら誰もできません。大きな問題を起こす可能性があります。お役所仕事ではミスがないことが一番ですので個人に頼って仕事はしないのです。
詳しくはこちらにもまとめてあります。
公務員がプロ並みに英語を話せる必要がない4つの例をあげておきましょう。
英語を話せるほうがいいには決まっていますがプロ級の英語力は個人に求めない。それが公務員の現実です。
先ほど4つ目の理由にも書きましたが公務員で英語を話せる仕事は限られます。
数えきれないほどある公務員の仕事の中では、英語を使う部署や職種は本当に一部です。
通常の地方公務員なら英語を話せる仕事は感覚的に1%もありません。実際に英語を話せる人は数少ないでしょう。
ただし公務員で英語を話せる職種を選べば話は別です。
プロ級とは言わずとも英語が話せる力があれば重宝される職場はあるのです。詳しくはこちら。
公務員で英語を話せる職種10選をまとめました。下記が代表例です。
それぞれの職種について詳しい情報は下記をご覧ください。
以上の職種以外の職場に勤務する場合については公務員でも英語を話せる必要はないと言えるでしょう。ただし自分からこういう職場への転向を望んだ場合にはとうぜん英語を話せる力は必要となります。
英語を話せる仕事には具体的にどんなものがあるのでしょうか。例として地方公務員の場合をあげてみます。
普通の役所(地方自治体)でも国際部系の仕事では語学力は重宝されることと思います。
窓口業務であっても意外と英語を話せる機会はたくさんあることがわかりますね。詳しくは下記記事にまとめてあります。
これまで述べてきたように多くの公務員にとっては英語を話せる機会はありません。
英語を日常的に話せる職種を選んだ公務員であれば機会があります。ですのでそういう職場を選んだ方は英語を話せる力は求められると考えていいですね。
公務員で英語を話せるメリットを下記にまとめました。
職種を選べば英語力は公務員にとって今後も非常に力になります。
観光客対応で英語を話せる公務員は重宝されます。
外国人観光客は年々増えています。特に政令指定都市のような大きい自治体は外国人観光客が多く訪れます。
しかし政令指定都市ですら外国語を話せる公務員はほとんどいないのが日本の現状です。そのため外国語を話せる公務員は非常に重宝されます。助かるというわけです。
たとえば東京都は外国人観光客に向けて通訳ボランティアを募集しています。このように観光客を相手にする自治体の職場においては英語が話せる公務員は必要です。外国人と話せる公務員は求められています。
窓口業務については下記でまとめています。
海外のお客様対応で英語を話せる公務員は重宝されます。
役所には外国人のお客様も訪れることは多いです。ですが英語を話せる職員がいないと大変。
他の部署からたまたま英語を話せる職員を呼んできたりしなければいけません。近くに英語の話せる職員がいると助かりますよね。
そして当然ですが自動翻訳機を使ったコミュニケーションは公務員としてお客様相手には不適切とされるのが現状です。
留学生や在住外国人が窓口にこられるときに公務員は重宝されます。
留学生や在住外国人は国内在住なので日本語は少し話せる人もいます。しかし日本語は世界の言語の中でも難易度が高いもの。うまく意思を伝えられずに困っている人も大勢います。実際に日本人で英語をペラペラと話せる人は少ないですよね。
実際には日本語で話すようにお願いして役所にあわせて動いてもらっているのが現状です。こういうときに英語を話せる公務員がいると本当に助かります。
これらは観光庁や地方自治体の観光課でのお仕事になります。詳しくはこちら。
出向してきた外国人職員と英語で話せる公務員は重宝されます。
たとえば国際機関から海外の職員が出向することがあります。その際は当然英語を用いて対応することになります。
公的な場所では通訳はつくのですが事前の打ち合わせなど内部でのやりとりは通訳を介さないことがあります。そういうときに英語を話せる公務員がいると助かりますよね。
翻訳機を使わずスピーディに英語を話せる公務員は重宝されます。
たとえば地区町村の窓口には自動翻訳機を設置していることがあります。スカイプなどを利用したタブレットなどの翻訳装置も用意されているようです。
しかしこれは手間と時間がかかります。たとえば窓口にきた外国人が職員に翻訳機を使って話すと・・・
ということを繰り返さなければいけません。手間と時間がかかります。
英語を話せる公務員職員がいればこんな問題は一発解決です。
ピーディかつ正確にやりとりができて信用も高まります。そこで公務員試験でも英語力が求められているのです。
英語を話せる公務員は出世の道が開かれてます。
なぜなら公務員で英語を話せる人は少ないからです。感覚的に全体の2%か1%程度と言われています。
これだけで職場での存在価値が高まります。
公務員で英語を話せる人は非常に少ないですから「英語できる」というだけで外国人が来たときに頼りにされます。上司からの高評価を得られますね。東京オリンピックのような外国人と交流するイベントでは抜擢されることもあります。
他の部署への転属などもあり得る話です。
こちらの動画では「就職面接の質問と回答トップ30を紹介」について英語で解説されています。面接でよくある質問と答え方について紹介されています。字幕表示されているのでわかりやすいです。英語上達のためにもぜひご覧ください。
こちらの動画では「就職面接で成功する方法」について英語で解説されています。面接で聞かれる「過去の仕事での困難と乗り越え方」といった行動に関する質問での回答についてわかりやすく紹介されています。リスニングにも役立ちます。英語上達のためにもぜひご覧ください。
答えはこちら
「彼はキャリアのある公務員でした」を英語にすると?
He was a career civil servant.
「今のところ彼女は従順な公務員です」を英語にすると?
Until now she has been an obedient civil servant.
「公務員が生活手段を失うことはありません」を英語にすると?
The public officer may not lose the means of subsistence.
「私は公務員に関する規則を知っています」を英語にすると?
I know the rules relating to the public officer.
「上級公務員は政府の秘密計画をメディアに暴露しました」を英語にすると?
A senior civil servant has reveled secret government plans to the media.
「ほとんどの公務員は配偶者と仕事について話します」を英語にすると?
Most of civil servants talk to thier spouse about work.
今回の記事では公務員は英語を話せるほうがいいか?現状とメリットをまとめました。
ポイントは2つです。
公務員で英語を話せるお仕事をしたいならぜひ上記の公務員の職種にチャレンジしてみてください。求められる英語力は大学受験レベル以上は必要と思われますがチャレンジする価値はあると思います。
たくさんの英語表現がありましたがすべてを覚える必要はありません。このページをブックマークしておいてください。そして必要なときに思い出してご利用下されば幸いです。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ありがとうございます。